貯金目的からの脱却?投資リターンで実現する資産形成戦略

日記・雑記・体験談

貯金が目的化してきた話と、投資リターンを考慮した貯蓄の調整

資産形成を始めた当初は「とにかく貯めること」が最優先だった。毎月一定額をコツコツ積み立てて、節約しながら資産を増やしていく。最初のうちは、貯金額が増えていくのが目に見えて楽しいし、達成感もある。

でも、ある程度貯まってくると、ふと「何のために貯めてるんだっけ?」と思うようになる。貯金が目的だったわけではなく、「将来の不確実性に備える」ためだったはず。でも、不確実な未来に備える以上、「ここまで貯めればOK」と明確にゴールを決めるのが難しい。結果として、ただ貯め続けること自体が目的化してしまっている気がする。

そこで、「今の貯蓄ペースが本当に最適なのか?」を考え直してみた。

投資リターンを考慮して貯蓄額を調整する

例えば、毎月10万円ずつ貯めて、資産が1,000万円になったとする。
投資の想定利回りを5%とすると、年間50万円は資産運用のリターンで増えていく計算になる。

今まで通り年間120万円(10万円×12ヶ月)を貯め続けると、実質的には170万円増えることになる。
でも、「このペースで貯め続ける必要があるのか?」と考えると、少し疑問が出てくる。

仮に目標年間貯蓄額を120万円 → 70万円に調整すると、
70万円 ÷ 12ヶ月 = 毎月約6万円 の貯金で済む。

つまり、投資リターン分を考慮すれば、月々の貯蓄額を減らせるということ。
これによって、毎月の可処分所得に4万円の余裕が生まれる。

この余裕分をどうするか?

  • 単純に生活の質を上げるのもあり
  • 自己投資(スキル習得、健康、経験)に回すのもあり
  • 余った分も投資に回すのもあり

要は、「貯める」だけではなく、「活かす」ことも考えられるようになるのが大きい。

定期的に見直しながら柔軟に調整していく

もちろん、市場の状況によっては利回りが変動するので、毎年資産状況を見直しながら貯蓄額を再調整していくのが良さそう。

今まで「ひたすら貯める」ことが軸だったけど、ある程度の資産ができたら「資産が増える力を活用する」フェーズにシフトしていくのもアリ。
こうやって、貯金が目的化しすぎず、適度なバランスを取りながら資産形成を続けていきたい。

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